近くて遠いような君を見つめ
悲しげに微笑む君を見つめ
遠くを見て泣く君を見つめ
「これで終わりだね」なんて小声で言う君を見るのが怖くて
また会う日なんかこないのが現実なのに
「さようなら」が言えず
ただ時間だけが過ぎていく
止まらない時間
止まらない呼吸
止まらない心臓
止まらない涙
抑えきれないこの気持ち
伝えなくちゃいけないのに
伝えられない
「もう…行くね」
そう言って君は僕を置いていく
「待ってくれ」と僕が言うと
君は笑顔で「もう決めたことなの」と言い残し
また歩きだした
勇気のない僕に今だけ
今だけでいい
だから神様
僕に
今だけ言えるチャンスをください
「また迎えに行くから、絶対に待ってて。
そして一緒に暮らそう。そして…」
結婚しよう
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